kiRie (大辻織絵さん&桐山博貴さん)ライブ

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 それは、まるで現代アート美術館だった。

 私にとって現代アートとは

 ひとつひとつの作品が斬新すぎて難解ではあるけれども

 ものすごい独特な個性を放っていてかつ強いメッセージ性がある。

 そして存在として佇まいが美しい。

 そのメッセージ性の強さに、自己との対話を迫られ、時には惑わされつつも、

 そのあまりの美しさに作品を前にしてしばし動けなくなってしまうもの…。

 まさにkiRieという二人の織りなす世界は、そんな空気。

 音楽というには、軽すぎるような。彼らの音がもたらすものの大きさに、ただ敬服するしかなく。

 

2時間半のライブが、ひとつの美術館のようであり、また、

1曲の中にも、違う作品が多数存在しているかのようで、やはりひとつの美術館、とも言えて…。

 

どこにも属さず、何にも似ていない、誰にも媚びない

そんな確固たる独自性を持ち、

魂に訴えかけてくる音とことば。

織絵さんのことばとことばの組み合わせは、

目の前にまざまざとその情景を見せてくれ、私を旅立たせてくれる。

戻ってくるのが難しいことさえ…。

 

ライブが終わった後は、セラピーを受けた後のようになっていることに気づく。

日頃、to do listがめまぐるしく動く忙しい頭の中が、いつの間にか緑であふれているみたいに。

 

ああ、だから私はあの頃美術館が大好きだったんだ。

私は、聴覚や、視覚から、魂に訴えかけてくる芸術作品によって、癒される人なんだ…。

そして、自分が何者なのかを、考えさせてくれるそんな作品との出逢いをいつも待っているんだ…。

 

-久しぶりにそんな出逢いをいただけたことに、感謝します-

 

 大辻織絵さんブログ

http://ameblo.jp/orientalsmiles/